【みんなみの里】大護摩壇から昇る煙はまるで龍のようでした | 大山不動尊火渡り祭 その二

 しめ縄でつくられた結界の中へ入った修験者は、まだ周辺でうごめいている邪悪なものから私達を守るために、いろいろな儀式を始めます。

 まずは、神斧の儀です。




 一人の修験者が大護摩壇の前に現れ、倶利伽羅龍王より授かった神斧をふり降ろし、護摩壇が浄められます。

 次は宝弓の儀です。



 倶利伽羅龍王より授かった宝弓を持って現れた一人の修験者が、結界の外にいる邪悪なものを寄せ付けないように、東・南・西・北の順で矢を放ちます。
 この時放たれた矢を拾った人にはご利益があると、昔から言われています。



 そして、結界内にいる邪悪なものを閉じ込めるため、大護摩壇に向かって矢を放つのです。

 続いて宝剣の儀。




 一人の修験者が大護摩壇の前に立ち、倶利伽羅龍王より授かった宝剣をふり降ろし、いまだ結界内でうごめく邪悪なものを斬り、大護摩壇の中に押し込めます。

 以上は、周辺にいる邪悪なものを大護摩壇をとともに焼き尽くすための大切な儀式です。
 そのため、大護摩壇が焼き尽くされるまでは、しめ縄(結界)の外から見ている私達が中に入ることは絶対に許されません。
 なぜならば、邪悪なものが私たちを連れて行こうとするからです。

 そして最後は願文です。



 人々の平穏な日々を願って読み上げられるものです。
 この文の中で「世の中は科学の進歩によりめざましい発展をみせているが、人々の心の内は後退しているように思える」という一文がありました。
 人間が忘れてきたもの、それに気づいていないふりをしているものが多く残されているのではないかと問われているのです。
 この一文に心をうごかされた人もたくさんいたのではないでしょうか。




 そして、二人の修験者によって大護摩壇に浄め水がかけられた後、倶利伽羅龍王よりいただいた火が大護摩壇に点火され、まもなく白い煙が出てきました。




 やがて大護摩壇を大きく包み込んだ炎は、不動明王が背負う火炎のごとく、また、渦を巻くように出てくる煙は、まるで龍が空へと昇っていくようでした。


 大山不動尊火渡り祭 その三へと続きます。

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